飽き性ゲーマー金髪先生の殺風景日記

何か色々と駄文を書きます

選択肢が少ない頃が幸せだったのかもしれない

 金髪先生です。

 飽き性ゲーマーを名乗っていながら、ゲームの話をしないのもなんだかなぁと思い、今日はゲームの話をします。

 タイトルにもあるように、ゲームの選択肢が少なかった頃の方が、ゲームを楽しめてたんじゃないのかという事を最近思うようになった。飽き性なのもあるけど、1つの作品に集中して楽しむ体力が無くなったというか。凄く言い訳がましいけど。子供の頃はソシャゲなんて無かったし、お小遣いを貯めてソフトを買ったり、誕プレで貰ったり、友達の家に遊びに行ったり。Newスーパーマリオブラザーズ十字キーの右ボタンが反応しなくなるまで遊んだし、ボタンが壊れてから、ドラクエ9とかイナイレ3とかタッチパネルで完結出来るゲームばっかり遊んだ。3DSになってから背伸びをしてメタルギアソリッド3や世界樹の迷宮とか遊んでいた。周囲の友達はポケモンとかモンハンを遊んでいたのに、マニアックなゲーム(今思うと全然マニアックじゃなかった!)やってる俺かっけぇと思ってたのだろう。一時期俺もポケモンやりてぇ! って思った時期があったけど小遣いが足りなくて結局買えなかった。なので買ったソフトを骨の髄まで丁寧に? 遊んでた。

 しかし変わったのはバイトを始めてから。土日にシフトが入っていて、丸1日ゲームに向き合う時間が減った。金は入るけどゲームをゆっくり遊ぶ時間が少ない。それでいながら新作のゲームが出ると欲しくなる。金だけはいっちょ前に(全然少ないけど)持っているから、ソフトの1つは迷うことなく買えてしまった。
 その結果、人生で始めて積みゲーをしてしまうことになる。

 一度積みゲーをすると「積む」という選択肢が自分のゲーム生活に入り込んでくる。
 買っては、ちょっと遊んで積んで、また新しいソフトを買う。あれも欲しいしこれも欲しい。これは友達が滅茶苦茶おすすめしてくれてたやつだ、やらなきゃ……。そういえば新しいソシャゲも始まったな……、こっちはイベント来てるんだっけ?? みたいな。24時間がどんどんゲームで分割されていく。
 そしてふと気づくとエンディングを迎えていない積みゲーの山が出来上がっていて、すごいもったいない気持ちと共になんともいえない罪悪感を覚えた。

 こうして振り返ってみるとバイキングみたいだなって思う。あれもこれも食べたいって思って取り分けたは良いものも、どれも中途半端で満足出来なかった時みたいだなって……。これってもしかして自分だけ?
 選択肢が多い=幸せじゃないっていうこと。英語の教科書でもそんな話乗ってたけど、多すぎてもダメなんだなって実感したっていうお話でした。